都遊協理事会、節電実施を決議

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 東京都遊協では7月23日、遊技会館において7月度定例理事会を開催し、新規斡旋事業の実施、依存症対策の研究委託などを決議した。また、電力不足に伴う「節電」への取組みも満場で承認した。

 新たに都遊協がおこなう事業は、団体割引を利用した「傷害保険」の斡旋。事業所などを狙う強盗傷害事件が多発するなか、パーラー専用の保険を創設し、役員・従業員の業務上の事件、事故等に対する補償制度として組合員に提案していく。保険会社は、損害保険会社大手の(株)損害保険ジャパンで、取扱代理店はメトロインステック(株)。創設した保険は、一般加入と比べ最大30%の割引があるほか、従業員の入れ変わりが頻繁な業界事情を考慮した簡素な契約手続きが魅力。保険加入の締切は今年9月30日までで、10月1日から開始する予定。

 また、社会貢献活動の一環として、東京都庁生活文化局から提案を受けていた「心の東京革命3周年記念事業・親子の絆コンサート」への協賛も決定した。このコンサートは、東京都及び心の東京革命推進協議会が主催し、育児教育の重要性などを妊娠時の父母に伝えようとするもので、開催は今秋11月15日、同16日の予定。都遊協は特別協賛者としてコンサート開催の経費350万円を提供する。

 同じく社会貢献の立場から、近年社会から問題視されている「パチンコ依存症」に対する業界の対応策などを、心理学の権威である早稲田大学の加藤諦三教授に研究事業として委託することも決議された。研究委託費は500万円で、今年度内に一定の報告を受け、その後の方向については再度検討していくこととした。

 その他、経営委員会から上程された東京電力の原発停止に伴う節電への取組みは、日中は外灯のネオンを消灯し夜間も19時から点灯することで「節電」へ協力することで決議された。都遊協ではこの「節電」を8月中実施する。

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