登録取り消しとなったのは、日遊協会員の(有)フジコーポレーション(東京都台東区)。同社は昨年1月に東京都江戸川区内のパーラーに不正改造したパチンコ台16台を、検定を受けた新機種と偽って設置した疑いで、同社社長が警視庁保安課と警視庁小松原署に風適法違反容疑で逮捕され、今年1月29日に東京簡易裁判所で罰金30万円の略式命令を受けた。そのため審査委員会では4月16日付けで同社を「登録取消し」とした。
そのほか、審査の対象として、新規登録業者22社(全商協関係15社、回胴遊商関係7社)と、今年6月30日までに登録の有効期限(3年)が切れる更新申請業者59社(全商協関係18社、回胴遊商関係37社、日工組関係1社、日電協関係1社、日遊協関係2社)について審議。
新規登録については各社の遊技機販売実績、取扱主任者数、推薦者(2名)、不正関与の有無など登録要件の精査結果に基づき、遊技機を適正かつ確実に取り扱えるかどうかを総合的に検討し、更新については、主として販売実績と取扱主任者数の調査結果に基づき更新の適否を審査した。この結果、新規22社、更新59社はそれぞれ基準に適合したとし、申請を認めた。