日遊協東京都支部長に住吉博氏

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 日遊協・東京都支部および関東支部では3月19日、都内ホテルにおいて合同支部総会を開催。東京都支部総会では一身上の都合により任期途中で退任する岸野禎則支部長の後任人事などを審議した。

 岸野支部長は冒頭、一身上の理由により今総会で支部長を退任することを表明、任期途中での辞任に謝辞を述べると共に、「支部長として6年間務めてきたが、そのなかでは新税問題やサミー製遊技機の不具合問題などで奔走したのが印象的だった」と、これまでの職務を振り返った。後任の支部長には、ピーアーク(株)の住吉博専務取締役を推薦し、満場一致で住吉氏の支部長が承認された。住吉氏は「東京支部発の取り組みをしていきたい」と決意を表明した。また、里見治副支部長(サミー社長)も辞任を発表し、後任として同社の片本通専務が副支部長に就任した。

 一方、合同支部総会では行政講話が行われ、警視庁保安課・石田唱司課長が不正機問題や暴力団関与防止について「業界が一致団結して取り組んでもらいたい」と要請した。

 また、総会では第二部として、日遊協新有識者懇談会の座長でもある弁護士の河上和雄氏と、経済評論家の紺谷典子氏による講演が行われ、とくに河上氏は業界に対して「社会的認知の向上が必要」と提言した。

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