業界を代表する不正や苦情等の情報窓口となっているPSIO(遊技産業不正対策情報機構)に、昨年一年間で合計1213件の情報が寄せられたことがわかった。1月16日の日遊協定例記者会見で発表された。
2002年度中にPSIOに寄せられた不正情報や意見・苦情などは過去最高の1213件となった。PSIO始動からの3年間の累計は1637件となっている。情報の内訳としては、アルゼ系のパチスロ機を狙った電波ゴトの情報が多く、また、沖縄式の30パイメダルを使ったパチスロ機に対する不正情報なども寄せられた。そのほか、サミーや三洋物産などの人気機種を狙ったゴト情報なども目立ったという。なお、昨年中に集まった情報は全国47都道府県警のうち39県警に捜査情報として通知したことも明らかにされた。