今年9月8日に宮城県角田市内のパーラーに体感器を身体に装着し、パチスロ機の部品を交換するなどして建造物侵入と傷害の容疑で起訴された男性に、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決が12月8日、下された。
全日遊連が発信した不正関連情報によると、事件は9月8日午後8時55分頃、宮城県角田市内のパーラーに6〜7人のゴト師グループが来店し、そのうちの男性一人が体感器を身体に装着し、パチスロ機『吉宗』の1BETボタンを交換しようとしていたところ、従業員に取り押さられ、ゴト師は逃走しようとした際、従業員に負傷させ、建造物侵入と傷害の容疑で逮捕されていたというもの。検察官は行為が悪質であると判断し、求刑1年6ヶ月で起訴していた。
メダルの窃盗はなかった模様だが、当該パーラーが店内入口に「ゴトは犯罪である、体感器は持ち込み禁止」などと明記したポスターを貼付していたことも判決の決め手となったという。