新聞報道等によると、12月6日午後、東大阪市の男性の携帯電話に東警察署の刑事課員を名乗る男から着信があった。男は「東京の方で、パチンコ攻略指南の会社が摘発されパチンコ協会がこの指南会社を刑事告訴した。その中に君の名前もあったので電話した。パチンコ協会の電話番号を言うので、示談をしたらどうか。示談すれば、刑事告訴は取り下げるので、パチンコ協会の○○に言ってくれ。番号は090・・・だ」などと語り、男性が発信者に身分を確認したところ「携帯電話の画面を見ろ、東警察署の番号が出ているだろ」と言い、事実、携帯電話には東警察署の電話番号が表示されていた。
男性が指定された電話番号に電話したところ、パチンコ協会の○○と名乗る男が出て「あなたが会員となった指南会社の指南した攻略法によってパチンコ台が壊れた。人数割りにすれば一人頭数十万円になる。この金額を払ってくれれば、刑事告訴は取り下げる」などと述べたが、不審に思った男性が、同日夕方、東警察署に確認してニセの電話だとわかった。
東署の刑事課員と詐称した男の声の印象は年齢30〜40歳位、パチンコ協会の○○と詐称した男の声の印象は年齢20歳代 くらいという。