日工組各メーカーでは今後、パチンコ機の「釘曲げ行為」について関与しない方針を決定。関係諸団体、販社などにその意向を通達した。
日工組では、10月初旬に行われた営業責任者を対象とした会合の中で、不正情報の情報交換、来年開催の展示会について説明するとともに、「釘曲げ行為」に関する説明を行った模様だ。旧・新要件機問わず、釘曲げ行為は無承認変更に当たるが、「悪しき慣習」として、メーカー(販社サイド)で行われていたとされる「サービスの一環としての開店準備(釘調整)」も原則として違法行為に当たることから、説明会ではあくまでも各メーカーの自主性に任せるというスタンスながらも「同行為(サービスの一環としての釘調整)は違法行為」という認識を徹底させることとなったようだ。