全日遊連、ゴールドX問題で訴訟開始

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 全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)は11月17日に開かれた理事会終了後の定例会見で、昨年発生したパチスロ『ゴールドX』問題をめぐり、全国各地で同機の製造元ミズホの親会社であるアルゼに対し損害賠償請求の提訴に踏み切ったパーラーが確認されていることを明らかにした。

 この問題をめぐって全日遊連は昨年10月、北海道、東北、東京、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の傘下9ブロックに対し、「アルゼ(株)に対し責任追及する会」の結成を呼びかけていた。同問題を引き起こしたアルゼの責任を法廷の場の追及することを目的としたものだが、追及する会は、損害賠償を求めるそれぞれのブロックに所属する傘下パーラーが訴訟に踏み切る場合、これを全面的に支援する役割を担っていた。

 同日の報告によると、すでに公判が開始されたのは関東地区と中部地区。中国地区は今月中に第1回公判が予定されており、近畿および九州については訴訟準備が最終段階を迎えている模様だ。

 山田理事長は、訴訟を起こしたパーラー企業は現在までに全国で「2桁にのぼっている」と報告した。

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