ダイコクが新要件機セミナー、スペックの多様化を強調

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 ダイコク電機は10月20日、11月から登場が予定される新要件機(新基準機)の活用をテーマとしたセミナーを都内ホテルにおいて開催した。

 第1部の『新基準機導入による市場動向予想〜変貌する業界・徹底検証〜』では同社コンサルタントプロモーションチームの山岸義幸上席講師が、新規規則のパチンコ機の特性について、「射倖性がアップし、大当たりした時の瞬発力があり、確率変動の継続回数が伸びている」と伝え、とくに大当たり確率が1/496タイプの新要件機では、5回以上の確変継続期待値が31.3%(新海物語M56の倍前後)、10回以上の継続期待値が6%前後(現在のフルスペック機の5倍)となるシミュレーション結果を示した。

 また新規則によって開発可能なスペックについては、大当たり確率が1/230(高確率時1/23)の6ラウンドという『北斗の拳』タイプや、大当たり確率1/180(高確率時1/18)で2OR15ラウンドのラウンド振り分けタイプ、大当たり確率1/250(高確率時1/25)の数珠連タイプなどが考えられるとし、「スペックの多様化により機種構成は劇的に変化する」との見解を示した。

  第2部の『新基準機活用 勝ち組みへの未来予想図〜経験主義・実践主義は役に立たない!?』では同じくコンサルタントチームの飯田康晴首席講師が新要件機について、遊技性&射倖性が多様化し、確変突入率がUPすることを強調したうえで、「今まで以上に機種選択が重要になり、スペックの多様化により店の意図と釘が連動しない可能性も出てくる。そうした中で、オープンから平常営業までどういう出玉の演出を構築するかが大切になる」と訴え、これまで以上に人材が大事になると伝えた。

 なおダイコク電機の同セミナーは10月12日に名古屋、10月13日に福岡、10月19日に仙台で既に行われており、今後のセミナー予定は10月22日大阪、11月2日札幌、11月9日郡山、11月16日東京でそれぞれ開催される。

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