サミー・里見治会長は、今回の業務提携について、「IGT社のベイカー会長とは長年親しい関係にあることが背景。世界のIGTとコラボレーションでき、ゲーミング等において強力なタッグが組める。今秋か来年はじめにはカジノ法案が国会で提出されるが、IGT、サミー、セガとして一番いい時期にスタートが切れる。日本のマーケットで展開できれば世界で一番強い連合軍ができるので、期待して頂きたい」と挨拶。
IGT社のトーマス・ベイカー会長は、「IGTグループは米国では70%のシェアを占め、世界各国で展開しているが、5年間で8社の吸収合併を行った。これまで里見氏との親密な関係もあり、自信を持って提携できた」と述べた他、IGTジャパンの泉義幸社長、IGTインターナショナルのパウルス・カルスケンズ社長、サミーの吉田賢吉社長が、今回の業務提携の具体的なメリットと今後の展開(7号、8号営業、ゲーミング産業等)について述べた。
なお、今回発表された新機種『ザ・ターミネーター』は、現カリフォルニア州知事のアーノルドシュワルツェネッガー氏主演の人気ハリウッド映画の「ターミネーター」とのタイアップ機。スペック、販売時期などは明らかにされなかった。