パチンコ業界向けの人材サービスを展開するゼロン(東京都/城山光秀社長)は9月7日、業界経営特別セミナーを開催した。セミナーの冒頭、城山社長は「勝ち組と負け組みの格差が広がる中で人を育て、資金を投入すれば勝ち組みになれる。(当社の)営業支援チームは20店舗に(ノウハウを)授けているが、全ての高収益を上げている。皆様が元気になるためにニュースを今後も発信したい」と挨拶した。
セミナーの第1部特別セミナーでは、公認会計士の高橋大輔氏が「こんな方法もあった!資金調達」と題して講演。莫大な費用がかかる新規出店について、(1)運転資金の効率的な調達、(2)設備投資資金の調達、(3)財務基盤の強化、(4)既存の流動化店舗資産の資金源泉の多様化、(5)事業収益基盤の強化、などのポイントを挙げ、さらに資金調達の一手段として、その企業が所有している(所有しようとしている)資産を証券の形式にして金融機関、投資家等から資金調達する『不動産流動化・証券化の活用』の仕組みについて説明した。
また第2部セミナーでは同社の営業支援チーム責任者が講演し、今後の経営で必要なモノについて「知識、目的達成意識、個性がまず必要。店舗に関しては店のロゴ、キャラクターなど統一したイメージが欲しい。また出玉を強調するイベントはあくまで利益を出すためのもので、結果が求められる。お客に対しては出玉よりも出玉感がポイント」と説明した。