「海物語」不正、1分間に100発以上発射

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 パチンコ機『CR海物語』を不正改造したとして、警視庁保安課は7月14日、パーラー経営会社(東京都足立区)の元営業部長ら2人を風適法違反(遊技機無承認変更)容疑で逮捕、同社と別のブローカー3人を同容疑で東京地検八王子支部に書類送検したと発表した。新聞各紙が報じた。

 新聞報道によると、同社は東京・大田区内でパチンコ店「パーラーホップ」を経営し、パチンコ151台、パチスロ94台を設置。元営業部長らは、そのうち『CR海物語』33台の中継基板と発射モーター内の歯車を違法に改造し、早い時間帯に大当たりがでる「モーニングセット」や、規制を超えて1分間に100発以上の玉を発射できるようにしていた。さらに03年4月下旬には9台の大当たり確率を1.5倍に上げた疑いもある。

 なお、発射玉数を増やすための歯車の改造についての摘発は全国初という。

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