都・巣鴨組合が障害者キャンプに寄付

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 東京都の巣鴨遊技場組合(堀口信行組合長)では7月21日、社会福祉法人日本肢体不自由児協会などが主催する『手足の不自由な子どものキャンプ』の実施経費として、同協会に対し寄付金50万円を寄贈した。

 この『手足の不自由な子どものキャンプ』は、障害ゆえに外出することの少ない子ども達に、医療、教育、福祉の各専門分化が協力しあい、貴重な夏休みの体験として毎夏、キャンプ生活を楽しんでもらおうと、日本肢体不自由児協会が昭和32年から開催しているもの。48回目を迎える今夏は、8月9日から8月14日までの5泊6日、山梨県の東京YMCA山中湖センターにおいて開催、小学3年生から高校3年生までの男女約70名が参加する。キャンプには障害児童の両親は参加せず、学生等のボランティアと医療や福祉機関の専門医等のスタッフのみで実施されるのも特徴で、障害児童の自立性や社会性を高める機会にもなっている。主催は日本肢体不自由児協会、東京YMCA、毎日新聞東京社会事業団で、東京青年会議所などが協力している。

 巣鴨遊技場組合は、昨夏のキャンプから寄付をおこない、今年で2回目。金額は前回の30万円から50万円に増額した。同日の贈呈式には、日本肢体不自由児協会・飯笹義彦福祉相談室長と東京YMCA東陽町センター・山添仰センター館長が出席し、堀口組合長が寄付金を贈呈した。飯笹室長は「昨年に引き続き、ご寄付をいただき、改めて感謝を申し上げます」と謝辞をのべた。

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