日遊協、社会貢献白書の作成目指す

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 日遊協(深谷友尋会長)は5月20日、定例理事会を開催し、理事会後の記者会見で日遊協の新たな事業として、パチンコ業界がおこなっている各種の社会貢献活動を取りまとめた社会貢献白書を作成すると発表した。

 深谷会長は「業界の企業や各団体は大変多くの社会貢献をおこなっているが、どれほどの寄付や貢献をしているのか業界全体で集約していなかった。これを整備し、社会に知らしめていきたい。また社会貢献の輪が広がっていくような形にしたい」と理由を説明。事業は理事会で承認され、あり方委員会が中心になって、全日遊連はじめ各団体でおこなっている社会貢献を広く調査し、重複しているものなどを整理していく。

 その他、理事会では来る6月3日の総会への提出議案などを中心に協議した。不正機排除宣言の案も作成したが、総会の採択で決定することから、会見上での発表は見合わせた。また、第3回パチンコ・パチスロ論文コンクールについては、5月13日の最終審査会の結果、長野市の公務員・野池明登さん(47)の作品を最優秀賞に選考したことを報告した。表彰は総会後の懇親会席上で行われる。

 また、7月1日施行の遊技機規則に関連して注目を集めている遊技機取扱主任者制度と遊技機販売登録者制度の規定については、素案はできているものの関係団体との間で実施要領の最終的なツメができていないため、公表は見合わせた。

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