波紋が広がっている大阪の交換率の自由化解禁。交換率自由化の動きは市内中心部にまで波及している。例えば道頓堀の《ツインドラゴン》はスロット5.5枚、パチンコ3円交換にシフト、千日前の《TOPONE》ではパチンコは改装後3円交換に変更、《マルハンなんば店》や《KYO−ICHIなんば店》の大型店も現在までにスロットのみ6枚交換に変更するなど、同地区ではスロットを5.5枚交換や完全等価の店も見受けられる。
新大阪駅周辺でも4月以降、パチンコ、スロット共に交換率を高価にシフトした店舗が目立っている。大阪府内全体ではパチンコはまだ従来どおりの42個(100円)交換が多数派だが、スロットに限定すれば、交換レートでお得な印象を与える6枚、5.5枚にシフトした所が徐々に多数派を形成しつつある。
今後の流れはパチスロは6枚を中心とした高価交換に変化、パチンコは出玉感を強調する42個と「ハイバリュー」を強調する25個、30個、33個交換などの高価交換の二極化に向かうのではないかと予想される。