『新海物語』の認定は2 段階方式で一本化

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 全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)は4 月22日、都内のホテルで理事会を開催。その後開かれた記者会見で、焦点の『新海物語』の認定問題をめぐって、当初示されていた「1 段階方式」と「2 段階方式」の2 通りの認定実施方式を、規則改正施行後に事前通告なしで封止作業を行う「2 段階方式」一本に絞り込む方針転換に踏み切ったことが明らかにされた。

「2 段階方式」は今回の認定の前提となる基板の封止・封印作業が7 月1 日までに間に合わないケースを想定したもので、認定申請に不可欠な保証書を当該メーカー(三洋物産)による目視点検のみでひとまず発給してもらい、封止・封印作業を施行後にまたいで実施するのが特徴。「1 段階方式」は立ち入り日時を事前に通知した上で目視点検と封止封印作業を同時に実施、それから保証書を発給する段取りになっていた。

 2 段階方式で封止・封印作業の実施日時に関する事前通告が行われないのは、保証書の発給が目視点検のみで行われるなど1 段階方式に比べてそのハードルが格段に低くなっていたため。これを1 段階方式並みにあとから補完する狙いに基づいている。

 今回の「2 段階方式」一本化の方針転換は、認定希望台数が全国で「110 万台をゆうに超えている」(内田事務局長)ことから、1 段階方式での対応がほぼ不可能な状況にあることが判明したためで、今後の目視点検のスケジュールを早急に調整したい考えが示された。

 また、製造番号類(遊技機番号、遊技機枠番号、主基板管理番号)の記入ミスを理由とする認定不合格を回避するため、各府県組合が取りまとめて三洋物産側に提出する「申請遊技機検査確認書」の事前チェックを要望したい考えをすでに同社側に伝えていることも明らかにされ、「不正が発見されたのならともかく、記入ミスで認定が受けられないのは可愛そうだ」(同)と説明した。

 目視および封止作業に伴う点検時に1 台でも不正が発覚した場合は、当該店舗の認定希望全台について認定は認められないが、さらに導入店独自で実施していた封止等のセキュリティ対策が、逆に今回の認定条件に用意された封止・封印を妨げてしまう場合も本認定は適用されない方向だ。

 一方、現検定パチスロ機の認定については、4月23日までに13社計81機種を選定されたことが明らかになっているが、人気機種の『ヨシムネ』(大都技研)シリーズと『ホクトノケン』(サミー)はこれに含まれないことが分かっている。

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