埼玉県行田市の福川で群馬県のパチンコ従業員2人の遺体が相次いで見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われた太田群太田市の無職の男性と栃木県河内町のコンビニ店員の男性の両被告の判決が3月26日、さいたま地裁であり、川上拓一裁判長は両被告に求刑通り死刑を言い渡した。読売新聞が報じた。
読売新聞によると、判決では、両被告は2003年2月23日未明、群馬県伊勢崎市のパチンコ店に勤める根本常久さん(当時47歳)を殺害し、根本さんからカギを奪ってパチンコ店に侵入し、現金300万円を盗んだ上、遺体を行田市の福川に捨て、さらに両被告は同年4月1日未明にも同様の方法で太田市のパチンコ店に勤務する石橋真さん(当時25歳)を殺害し、カギを奪って店内に侵入したが、金庫を開けることができずに逃走。石橋さんの遺体も福川に捨てた。