読売新聞社が主催する2003年の第53回日本スポーツ賞の受賞式が1月23日、ホテルオークラ(東京都港区)において開催された。受賞式では競技団体別最優勝賞に今年2月のアジア冬季大会(青森県)で男女5種目を制覇したバイアスロン・日本代表チームが選ばれ、当日は大手パチンコチェーンを経営する太陽グループの東原俊郎社長が社団法人日本近代5種・バイアスロン連合の顧問として読売新聞の幹部よりトロフィーと賞状を授与された。
当日、東原氏は「こういう形で受賞できてうれしい。今年2月のドイツの世界選手権ではメダルを目指したい」と意気込みを述べた。
日本スポーツ賞は昭和26年に読売新聞社が制定、わが国のスポーツ全48競技の中から「日本スポーツ賞委員会」が慎重な選考を行い、日本スポーツ界の最高の選手またはチームを選び、栄えの日本スポーツ賞受賞者を決定する。なお今回の大賞は水泳の世界選手権・男子平泳ぎで2種目(100メートル、200メートル)を制した北島康介氏が2年連続で受賞。個人は陸上の末續慎吾、テニスの杉山愛、ゴルフの宮里藍ら錚々たる顔ぶれが受賞。競技団体別最優秀賞には、バイアスロンの日本代表チームの他、サッカーのアルビレックス新潟など全16チームが表彰を受けた。