アビリットは、遊技機2台に対してCRユニット1台の割で設置ができるニコイチサンド『CROZ-COMBI』を開発、販売する。
同製品は、同一ユニット内に右遊技台用操作部と左遊技台用操作部(ICスティック挿入口、入金ボタン、マルチランプ)があり、ユニットの左右に着席する顧客が同じユニットを使用できるというもの。そのため従来のCRユニットに比較して導入台数は半分近くになり、導入コストが抑えられるのが特徴だ。ユニット自身の機能も、ICスティックを最大6本までストック可能、紙幣も千円、2千円、5千円、1万円の4金種が挿入可能。またユニット自身に紙幣収納型 (最大100枚まで)ビルバリを搭載しているため、紙幣搬送設備が不要となっている。
同社は製品のターゲットを中小規模のパーラーやペアシートがあるパーラーに絞り込み、来年2月以降の市場投入を予定している。なおニコイチサンドの『CROZ-COMBI』の他に奇数台島用の『CROZ-STACKβ』も発売する予定。