ナスカ(株)は11月上旬より、新カードシステム『NASCA G8』の発売を開始する。同システムはICカードを最大10枚搭載、紙幣4金種をユニットに入金が可能で遊技客の利便性を追求。ユニットと台間メダル貸機ともに紙幣搬送タイプ・紙幣ストックタイプをラインナップし、将来CR対応パチスロ機が発売された際にも対応可能となっている。
また会員管理システムと接続し、『NASCA ICカード(会員用)』を用意することで、ユニットに標準装備されたテンキー操作で貯玉・再プレイが可能。ストックタイプはCRユニット、台間メダル貸機ともにリモコンによる金庫一斉開錠(個別開錠も可能)ができ、紙幣回収作業を大幅に軽減した。さらにそのコンソールは事務所等に設置する『G8コンソール』で集中管理するなど、安全性に考慮していることも見逃せない特長。
なお来年始めには『デビット専用券売機』のラインナップも予定しており、遊技客の囲い込みに力を発揮するシステムとして拡張を計画している。同社では従来の『NASCA G7』を含め、年間300店舗の導入を目指す。