検定・認定切れ遊技機に全国統一の撤去指導

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 昨年7月1日の規則改正後に検定もしくは認定の切れた遊技機について、警察庁は各県警に統一の撤去指導を通達した模様だ。9月20日の日遊協北海道支部総会で講演した北海道警生活環境課の担当官が「警察庁から全国統一の指導がきている」と明らかにした。また、山梨県や三重県でも9月16日に県警担当官が同様の通達を県遊協関係者に伝えている。

 各方面の話を照合すると、『検定・認定切れ遊技機』に対する行政の指導方針は、遠くない時期(1ヶ月前後)に各店舗に検定・認定切れ遊技機を取り外すよう指導し、数ヶ月後に再び立入を行い、その時に当該機が残っていれば取締りを行うというもの。一方、昨年6月30日の時点で検定・認定の切れていたいわゆる『みなし遊技機』は今回の指導に含まれない模様だ。

 北海道警担当官は講話のなかで「いま検定切れの遊技機があるホールはすぐに入れ替えを検討し、すみやかな取り替えをお願いする」と述べるとともに、悪質な場合は「直罰とする」と言明した。また、山梨県ではすでに9月26日から所轄署係員が各店舗に指導に入っており、10月5日までに県下全店舗で指導が実施される予定。さらに、各店舗は『検定・認定切れ遊技機』と『みなし遊技機』の設置一覧表も所轄署に提出しているという。

 現在市場にある検定・認定の切れ遊技機の代表機種は、ベルコ製のパチスロ機『スーパービンゴ』シリーズで、今回の撤去指導は同シリーズ機の速やかな撤去を促したものと思われる。

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