今回のオーディションには候補者を広く一般から募集した結果、全国から871名もの応募があり、第一次(書類審査)、第二次(面接)の厳しい審査をくぐりぬけた9名が残った。
最終選考会当日の冒頭、主催者を代表して挨拶に立った三洋物産の金沢全求常務取締役は、「本日オーディションの最終選考会には9名の候補者が勝ち残ったが、誰がグランプリに選ばれてもおかしくない。候補者の方たちはグランプリ目指して頑張って欲しい。初代マリンちゃんである大久保麻梨子さんたち3名にはこれまでの2年間、当社のPR活動をおこない、業界に健全で明るいイメージを与えてくれた」と述べた。
また、最終選考会の選考委員長を金沢常務、委員を同・渡邊幸男営業部長が担当し、さらにタレントの布川敏和さん、前田健さん、KABA.ちゃんの3人が委員に加わった。司会は初代ミスマリンちゃんの大久保麻梨子さん、タレントのセイン・カミュさんが担当した。
選考会ではまず第一次審査としてウォーキング・自己PRがおこなわれた後、「パチンコトリビアクイズ」や、この日のために布川さん、前田さん、KABA.ちゃんの3人で組まれた一日限りのユニット「オーシャンズ3」による名曲「スシ食いね!」が披露され、最後に第二次審査として候補者9名による水着審査がおこなわれた。
その結果、エントリーナンバー9番の小倉遙さん(20)が見事グランプリに輝き、二代目マリンちゃんの栄光を手にした。なお準グランプリはエントリーナンバー5番の五藤真愛さん(20)とエントリーナンバー7番の中里凛さん(18)の2人が選ばれた。小倉さんは、「信じられない気持ちですが、二代目マリンちゃんとして北は北海道から南は沖縄まで全国のパーラーをまわりたい」と今後の抱負を話していた。今回選ばれた3人は、三洋グループのPR活動や『海物語シリーズ』の販促等をおこなっていく予定となっている。