警察庁生活環境課がこのたび、ホームページ上で発表した「平成16年における風俗警察の現状について」によると、同年末現在の全国のパチンコ店の店舗数は、前年比459店舗減の1万5617軒となり、9年連続の減少となった。
459店舗の減少幅は、店舗数が前年比マイナスに転じた平成8年以降では最悪。ただパチスロ専門店は392店舗増加した。専門店は前年比で増加に転じた平成9年以降で最高の増加率となった。
一方、遊技機の設置台数では、パチンコ機が前年比14万9702台減の307万7537台。対照的にパチスロ機は同22万6400台増の188万7239台と過去最高となった。
なお、アレンジボールも含めた全国の遊技機総設置台数は前年比7万4212台増の496万9156台。1店舗あたりの設置台数は前年比13.9台増の318.2 台で、店舗の大型化がさらに進行している実態も浮き彫りとなった。