山佐は４月25日、パチスロ新機種『祭の達人』の発表展示会を都内ホテルで開催した。同機は『鉄拳Ｒ』に続き大手ゲームメーカー・ナムコとのコラボレーション機種で、携帯サイトと連動した業界初となる新たなサービスが注目される。
『祭の達人〜ウィンちゃんの夏祭り』（型式名：プロジェクトＡ）は、子供から大人まで幅広い層に人気の国民的ゲーム「太鼓の達人」とのタイアップ機。「太鼓の達人」とは、画面上のタイミングに合わせて実際に太鼓を叩くアーケードゲームで、多数のヒット曲や人気曲を収録。同機もそのゲーム性が受け継がれており、大当たりのＪＡＣ中に液晶上で流れるタイミングに合わせて、ＭＡＸＢＥＴボタン、レバー、ストップの順に押すことで「太鼓の達人」のゲーム性が堪能できる。
また、新たな試みとして携帯サイトと連動した企画も用意。ビッグボーナス終了後はメダルの枚数とミニゲームのクリア度に応じて“称号”が進呈され、さらに４文字のパスワードが表示される。これを携帯電話で山佐公式携帯サイト内の特設サイトにアクセスして入力するとポイントが獲得でき、『祭の達人』オリジナルのミニゲームアプリや着メロ、待ち受け画面などがダウンロードできる仕組みだ。
発表会で山佐の佐野慎一社長は「ナムコの協力により『太鼓の達人』の要素を取り入れ、おそらく２年間使える機械となった」と述べ、４号機の使用期限までパーラーに貢献できるとの自信を覗かせた。また、今後もナムコと協力して機種を出すことも表明した。ナムコの石村繁一社長は『鉄拳Ｒ』の映像で業界にインパクトを与えたことに触れた上で「ゲーム性でも、ゲーム機の操作性を取り入れた新しいパチスロになった」と語った。
