日本遊技関連事業協会東京都支部および関東支部の合同総会が3月23日、都内のホテルで開催され、日遊協では今後、新要件機に対するファンの意識調査を実施することなどが報告された。
ファンへの意識調査は、全国の日遊協のホール会員店舗で実施し、3000サンプルを目標に6月までに回答をまとめていく予定で、パチスロの新要件機が登場した段階で第2次のアンケートも実施する。また、これらの回答結果を警察行政やメーカーなどに提出し、ファンのニーズがどこにあるのかを示していく方針。日遊協の遊技機委員長で東京都支部の小島豊副支部長は「新規則に則った多様な遊技機をホール側からメーカーに要望していくためにも是非このアンケート調査には協力していただきたい」と呼び掛けた。
総会ではそのほか、警視庁保安課・小原正記管理官による講話や早稲田大学副総長の關昭太郎氏による「遊技産業を成長軌道に乗せるために」と題した講演、セキュリティ問題検討委員会の大久保正博委員長による「不正対策の動向と今後の課題」と題した講演がおこなわれた。