パチスロ新要件機は11月? ネット専務が予測

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 大阪福祉防犯協会(山崎隆司会長)は3月18日、2005年度基金寄贈式典&記念セミナーを大阪国際会議場で開催した。寄贈式の冒頭には、同協会が新潟中越地震、スマトラ沖地震などの災害地支援のために義援金を贈ったことを高智茂副会長が報告。その後、川口均専務理事が『スペシャルオリンピックス日本・大阪』など10団体の代表者に基金を贈呈した。

 記念セミナーでは、パチスロ機メーカーの(株)ネットの国本昂大専務がパチスロの新要件機(5号機)の動向について講演した。国本氏は5号機の市場登場が遅れている原因について、「ハード基板の作り込みや設定についての考え方など、不正改造防止基準に関して行政とメーカーとの認識の間にギャップがあったのではないか。保通協への申請状況等から推測すると5号機登場は早くても今年11月で(パチスロ新要件機の)商戦はこの時期に始まると思う」などと見解を述べた。

 また悲観的に捉えられがちな5号機の内容については、(1)CR化が可能な構造になっている、(2)遊技メダルの代わりに玉がパチスロに使える機械が開発可能、(3)1時間400ゲームで300%、1日6000ゲームで150%などそこそこの「射倖性」を残している、(4)CT機で75ミリセグ(0.075秒)で2〜3コマの引き込みが可能−−−など幾つかのメリットがあることを挙げ、こうした規則の範囲の中でメーカーが開発し、試験に適合すれば「ファンを集客し喜ばすことで5号機の人気が必ず出る」と述べた。

 セミナーではその他、(株)エンタテインメントビジネス総合研究所の中川系太郎チーフコンサルタントが『大競争時代…新規出店の戦略、受ける側の戦略』と題して講演を行った。

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