合同記者会見では『鬼武者3』の開発に携わったカプコンの江川陽一第三開発部長、サミーの吉田賢吉社長、ロデオの小宮隆社長、フィールズの藤井晶執行役員兼プロダクトプロモーション部長がそれぞれ挨拶に立ち、カプコンの江川部長は、
「同機は01年1月プレイステーションのゲームソフトとして発売した『鬼武者』シリーズの最新作『鬼武者 3』をもとに製作したもので、同タイトルはシリーズ累計680万本を超えるセールスを記録しており世界中の多くのユーザーから支持を得ている。ゲーム版の高いグラフィッククオリティーをそのまま継承し、さらに最も重要なパチスロとしての面白さをサミー、ロデオの開発スタッフと追求しながら最高のかたちで仕上がった」と述べ、サミーの吉田社長も「タイトルは誰もが知っているものだが、これに『北斗の拳』のようなロールプレイング的な要素を盛り込み、かつ20インチという我々グループが誇るドーナツビジョンの第2弾を搭載したことでより鮮明にゲーム性を高められた」と自信を覗かせた。
また総発売元となるフィールズの藤井部長は販売プロモーションについて、「機種に負けないように12月31日のK-1ダイナマイトをきっかけにテレビCMを中心としたプロモーションを全国的に展開している。今後もファンの方に向けてのメッセージを随時発信していきたい」と販売への熱意を語った。
なお当日は試打のほか、同機のテレビCMで主人公の明智左馬介秀満役を演じた格闘家の魔裟徒選手とミシェル・オベール役の浅倉あゆ子さんがキャラクターに扮して登場、会場全体を使った大掛かりな殺陣を披露した。
一方、『鬼武者3』は現在主流のストック機能を搭載したA-700タイプ。高性能グラフィックチップ搭載によるフルポリゴン3Dによって描き出される各種演出は、従来のパチスロファンのみならず、「鬼武者シリーズ」を楽しんできた多くのゲームファンなど、幅広い層が楽める。ビッグボーナスは基本的に押し順ナビに従ってプレイするが、小役ゲームの順押しナビ発生時に左リールに「赤7」を狙うことで711枚が獲得可能。なお同機の納品は3月中旬からの予定となっている。