サミーは10月24日、同社が主催する第1回「創造空間コンテスト」の最終選考会を開催、同社サイト上(http://www.souzou-kukan.com/)で選考結果を発表した。
このコンテストは「誰もが楽しめる次世代エンターテインメントホール」をテーマに店舗デザインを競うもの。今年7月15日から9月30日までの応募期間に国内外から寄せられた作品は184点にのぼり、最終選考会は一次選考会、二次選考会を経て開かれたもので、同社の片本通社長および近藤克哉常務、月刊商店建築の笈川誠編集長、建築家の竹内昌義氏(東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科助教授)らが審査にあたった。
その結果、第一回のグランプリに輝いたのはガラスチューブを使用し幻想的な空間を演出した『tuve』という作品。作品を応募した笹本佳史さんには賞金200万円が贈られた。
サイト上に掲載された総評では、「癒し」や「快適性」、「環境」など時代のキーワードとなる要素を反映したものが多く見られ、それらを通してパチンコ・パチスロホールへのメッセージを感じ取ることができました。どの作品も質が高く創造空間コンテストの名に相応しい作品であったといえるでしょう」と総括。次回開催時にもクオリティの高い作品が応募されることに期待感を示している。