福井県敦賀市木崎にパーラーを中核施設とした大型複合レジャー施設が計画され、近隣の小中高PTAなどで組織される「学生・生徒の通学を守る敦賀の会」が計画の凍結を求めている問題で、「敦賀の会」と施設計画を進める業者側が8月21日夜、敦賀市役所で初となる話し合いの場を持ち、業者側は計画の概要説明をおこなった。8月23日付け福井新聞が報じた。
会合には、同会代表など住民側約20人、業者幹部ら5人、両者の仲介役となっている市の担当者6人が出席し、非公開でおこなわれた。
施設計画の凍結を求めている住民側は「計画そのものを否定するものではない。教育施設が集中する当該地域に固執せず、妥当な地域があれば異議を唱えるものではない」としたうえで、(1)計画図面の提示、(2)近隣住民らへの説明会をおこなうつもりはあるのか、(3)凍結を求める市民約1万5000人の署名をどう受け止めるのか──など5項目について質問し、業者側が回答したという。