ダイナム、PTBの監視でオールA以上

投稿日:

 パチンコパーラー大手の(株)ダイナム(東京都荒川区/佐藤公平社長)は9月14日、パーラー専門の第三者監視格付機関「有限責任中間法人パチンコ・トラスティ・ボード」(PTB)による監視結果をまとめたニュースリリースを業界マスコミ等に配信した。

 PTBの監視は、ガバナンス(管理体制)、基本姿勢、財務プロセス、反社会的勢力に対する基本姿勢のほか、風適法や労働法などの法令遵守への取り組み姿勢、それに内部監査体制など10分類を対象に実施されるもので、今回ダイナムは10分類のすべてで「A」以上の評価を獲得。とくに反社会的勢力に対する基本姿勢と社会的要請(個別法令やリスクに関する手続き/社会からの要請への対応)の2項目で「AA」を得ている。同社への監視活動は6月30日から7月20日に行われていた。

 評価段階はもっとも高い「AAA」からもっとも低い「?」の8段階(※)。ダイナムはPTBの構成社員に名を連ねているが、PTBによる監視は社員以外のパーラー企業であっても申請に基づいて受けることができる。ちなみに現在のPTB社員は、(株)ダイナム、ダイエー観光(株)、(株)TRY&TRUST、(株)ニラク、ピーアークホールディングス(株)、(株)正栄プロジェクト、(株)マルハンの計7社。

※格付け符号と定義
(1)「AAA」 AAに加えて、周囲の環境変化をダイナミックに反映し、常に改善を図った果、他社の規範となるべきレベルに達している。
(2)「AA」 経営層の指示と承認のもとに方針やルールを定め、全社的に周知しており、かつ責任者による状況の定期的確認を行っている。
(3)「A」 経営層の承認のもとに方針やルールを定め、全社的に周知を行っている。
(4)「BB」 経営層に経営管理に対する意識があり、方針やルールの整備、周知を図りつつある。
(5)「B」 経営層に経営管理に対する意識があり、形式的な要件を充足しようとしている。
(6)「C」 経営管理を行いたいという経営者の意識がみえる。
(7)「D」 経営管理について、経営層における意識もなく、ほとんど取り組みを行っていない。
(8)「?」 評価不能:評価不適格/評価できない。

-業界ニュース

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5