奥村から羽根モノタイプの『マジンガーZ』

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 奥村遊機(株)は8月23日、東上野の東京支店においてパチンコ新機種『はね物マジンガーZ』シリーズの発表内覧会を行った。シリーズはCR機と現金機の計2機種。セブン機タイプのマジンガーZは同社から03年3月に発売されていた。

 同機は、盤面下部の左右両サイドの1回開きチャッカー、その間の中央に2回開きチャッカーを配置、始動チャッカー入賞で、盤面中央の役物の羽根が玉を拾うという「羽根モノ」の基本形を踏襲しているのが特長だ。羽根の開放時間は1回開き、2回開きともに一律0.5秒。2回開きでは0.5秒の開放が2回継続される。

 羽根を広げる中央役物には、メインキャラクターのロボット「マジンガーZ」の頭部から胸部を強調したフィギュアを配置。頭部の操縦席が開くタイミングにあわせてそこからV入賞に導く「パイルダールート」と、パイルダールートから外れた玉を再びパイルダールートに割り込ませる「バトルルート」の2つのV入賞ルートを設置。パイルダールートを逃しても期待感を持続させる2段階ルートを用意している。

 また大当たりラウンドは、2R、7R、15R(いずれも初回V入賞時のラウンドはカウントしていない)の3種類で、15Rの振り分け率がもっとも高く約47.5%に設定。その他の振り分けは、2Rが約25.7%、7Rが約26.7%となる。賞球数は3&10で、各ラウンドの出玉数は2Rが約100個、7Rが約470個、15Rが約1000個。納品は9月18日から。

 マジンガーZは1972年から74年まで毎週日曜日午後7時から放映された人気アニメ。世界制覇を企む敵と、その野望を打ち砕く巨大超合金ロボット、マジンガーZとの壮絶な戦いがストーリーの中心。またマジンガーZを操縦する主人公にとって敵に殺された祖父の復習がこれに重なり、当時を代表する勧善懲悪モノのアニメに位置づけられている。超合金という言葉は当時の子供たちの間で一種の流行語となった。

-新台

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