貯玉総額は約200億円、補償原資に不安も

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 日本遊技関連事業協会の広報誌5月号によると、ファンが各パーラーに預けている貯玉・貯メダルの残数は、金額換算で約200億円に上っていることが分かった。一方、これら貯玉システムを導入している店舗が倒産や災害等で貯玉の払い戻しができなくなった場合に備えている日遊協基金、自工会基金、MTS基金の合計額は10.8億円で、過去の補償実績や今後予想される倒産率等を勘案して試算された適正とされる補償原資の約20億円との間で大きな開きがあり、今後、大型倒産が続発した場合、基金の補償能力に不安があることも報告されている。

 こうした問題について協議している貯玉補償基金設立準備会では、補償原資の不足分を補うための方策として、(1)パーラーが積み増しする、(2)センター事業者が一定額の預かり金を出す??、などの案で調整している模様だ。

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