アルゼは4月12日、06年3月期の連結経常損益が従来予想の52億円を下回る111億円の赤字(05年3月期は20億円の赤字)だったと発表した。4月13日付け日本経済新聞が報じた。
売上高は05年3月期比33%減の487億円で、従来予想を44億円下回った。パーラーでの新要件機への切り替えが予想以上に進まず、今年1月からスタートしたパチスロ機のレンタル事業が苦戦。また、アミューズメント施設運営や周辺機器の開発・製造などの関連会社の不振も響いた。
アミューズメント施設運営子会社・アドアーズの株式売却益21億円を特別利益として計上したが補えず、最終損益は160億円の赤字(05年3月期は10億円の赤字)。従来予想は118億円の赤字だった。なお配当は従来計画の年20円を据え置くという