パチンコ・パチスロをやめたくてもやめられない「ギャンブル依存症」の人に向けた相談機関「ぱちんこ依存問題相談機関リカバリー・サポートネットワーク」が4月、全日遊連の出資で設立することがわかった。2月14日付け朝日新聞が報じた。出資は5年間で1億円。
相談機関は、代表を精神科医の西村直之氏(40)が担当し、カウンセラーや弁護士が運営にあたる。また、健康問題や借金の返済法などの相談は4月19日に開設されるホットラインを通じて行なわれ、必要に応じて各地の精神保険福祉センターや司法書士などを紹介する。3月上旬には専用Webサイト(http://www.geocities.jp/rsnokinawa/index.html)が立ち上げられる予定。
なお、ギャンブル依存症に関する支援では、東京都遊技業協同組合が早稲田大学の研究室、精神科医らと協力して05年3月に立ち上げた『パチンコ・パチスロ依存症を防止するためのホームページ』(http://www.pachinko-izon.net/)がある。