同シリーズは、漫画家・水木しげる氏原作の妖怪アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフにした機種。同社では2000年に『CRゲゲゲの鬼太郎』、03年に『CRおいっ鬼太郎』を発表、いずれも市場から高い評価を得ており、本機で3作目となった。
まず目を引くのが、盤面領域の半分以上を有に占めている超巨大15インチ液晶ディスプレイの搭載で、業界最大級の4Gbitものデータ容量により、アニメの世界観を鮮明かつ忠実に再現。通常時はフレームと背景で予告やリーチの“熱さ”を表現し、期待度の高いリーチアクションの際にはフルサイズで表現するなど、大画面液晶の持つ魅力を十分に引き出している。
一方、ゲーム性の最大の特長が「ゲゲゲのボーナス劇場(モード)」と呼称された新感覚の大当たりとモードシステムの採用。大当たり時、「妖怪列車モード」、「決戦ボーナスモード」、「ゲゲゲのループ95モード(超決戦ボーナスモード)」の3つのモードのいずれかに振り分けられる。「妖怪列車モード」は大当たりの継続率(期待値)が50%で、ボーナス中に鬼太郎がさまざまな特訓をして、液晶下部の魂を10個ゲットすればひとつ上のモードである「決戦ボーナスモード」に移行。「決戦ボーナスモード」は継続率が84%で、ボーナス中に敵と戦い、勝利すれば確変確定。「ゲゲゲのループ95モード」は継続率95%で、「決戦ボーナスモード」から移行し、同モードに移行した時点で確変が確定する激アツモードとなっている。また2R確変大当たりや時短からの各モードへの移行などのパターンもあり、従来の「大当たりまでの楽しみ」から「大当たり後も楽しめる」仕様となっている。
シリーズは、『F』(大当たり確率1/397、確変突入率75%、全大当たり終了後100回転時短)、『K』(大当たり確率1/397、確変突入率75%、全大当たり終了後100回転時短)、『Z』(大当たり確率1/257、確変突入率60%、全大当たり終了後50回転時短)の3機種。納品は4月上旬から順次開始される予定。
2月20日の新機種プレス発表会では、同社第一開発部商品企画1課の池浦建主任が、開発コンセプトや機種スペック等の説明をおこなった。