アルゼ、10月に持株会社体制に移行

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 アルゼは2月23日開催の取締役会において、平成18年10月1日をもって持株会社体制に移行することを決定した。持株会社体制への移行は、今年6月開催予定の定時株主総会での承認を条件として実施する。

 これにより現アルゼは、「アルゼホールディングス」(仮称)と名称変更し、当面は(1)研究開発・特許管理、(2)投資管理、(3)グループ金融、(4)不動産管理、(5)海外カジノ機器・アミューズメント機器販売業務──をおこなう事業持株会社に移行する。また、事業価値は高いものの商品化までに時間を要する事業、あるいは継続して多額の資金を必要とする開発子会社については、外部の投資ファンド等に売却し、経営効率の向上を図る予定。

 同社は今回の件について、「パチンコ・パチスロ事業を分社化することで、新会社の経営者が事業会社トップとしての自覚と責任を持ちこのビジネスモデルを強力に推進し会社経営にあたる環境を整えることで、早期の業績回復を目指す」としている。

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