カジノに関する第一人者として知られる谷岡一郎氏が学長を務める大阪商業大学でこの度、カジノ研究講座「アミューズメント産業と地域の活性化〜カジノ事業の可能性を探る〜」(主催/大阪商業大学大学院、アミューズメント産業研究所)が開講した。
カリキュラムは全6回。第1回「カジノとは?〜歴史と分類〜」を谷岡学長、第2回「カジノの法律と制度〜日本型規制モデル〜」を美原融客員教授、第3回「カジノの経済効果」を同大経済学部の佐和良作教授、第4回「カジノの社会的コスト」を同大経済学部の菊池光造教授、第5回「カジノによる地域集客戦略」を大阪市立大学大学院文学研究科の橋爪紳也助教授、第6回「カジノと犯罪コントロール」を谷岡学長が務める。
講座開講について同大では、「余暇の活用は豊かなライフスタイルの形成に必要不可欠。アミューズメント産業は余暇を活かす役割を担うとともに、大きな経済効果を地域にもたらす事業として期待されている。アミューズメント産業のなかでも、近隣諸国で活発に事業展開され、日本における開設も話題となっているカジノを取り上げ、第一線の研究者が多角的に分析する」としている。