エンタテインメントビジネス総合研究所(東京都台東区)は1月25日、エース電研本社で記者会見を開催し、昨年夏に調査したデータを分析した「パチンコ参加実態調査2006」の内容を説明した。
昨年の実態調査の速報では遊技参加人口が1606万人と04年に比べやや増加したことが伝えられたが、今回はさらに詳細な分析が行われ、パチンコ、パチスロ共に10代の参加率が上昇したこと、パチンコの遊技参加頻度が34.4回/年(04年31.7回)と上昇したこと、さらに1回当たりの予算額がパチンコ1万7871円(04年1万1581円)、パチスロ 2万1159円(04年1万7073円)と上昇したことが顕著になった。
意外なのは店舗選択理由の第1位が「店舗の雰囲気の良さ」、第2位が「立地、アクセスのしやすさ」など店舗環境が上位を占めたこと。ちなみに「出玉や出玉への期待感」は5位にランクされている。
また今回の調査報告書では、勝負型、固執型、淡泊型などパチンコとパチスロのプレイヤーをタイプ別に分析した別冊も刊行した。価格はパチンコ参加実態調査本編が2万6250円、プレイヤータイプ別分析編が2万1000円。