茨城県遊協(松本時夫理事長)は1月26日開催の理事会で、組合店舗におけるイベント、チラシ等について自粛する方針を決議した。組合員に通達後、2月15日より自粛を開始する予定。理事会後に開催された新年祝賀会の席上、挨拶に立った松本理事長の発言で明らかになった。
県遊協によると今回の自粛は、射幸心を著しくそそるおそれのある表現を使ったイベントやチラシなどの広告・宣伝が県内店舗において散見されることを受けたもの。違反店舗には注意を促したうえで、その後も違反が確認される場合は行政当局への通報も視野に入れている。
なお全国ファン感謝デーなど組合主導のイベントや、新規出店、新装開店、新台入れ替え時のチラシは自粛対象にならない模様だ。
新年祝賀会の席上、松本理事長は、「組合店舗における広告・宣伝について、市民からひんしゅくをかっている状況が確認されている。ファン人口減少が叫ばれているいまこそ、大衆娯楽の原点に立ち返らなければならない」と訴えた。