全日本社会貢献団体機構がフォーラム開催

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 全日遊連が主導して2005年12月に設立された全日本社会貢献団体機構は12月13日、埼玉県さいたま市のイベント会場にて社会貢献フォーラム「子どもたちの安心・安全な社会を目指して〜社会・地域ができること〜」を開催。同フォーラムは埼玉新聞社が企画した「埼玉から、いじめ・虐待をなくすために」キャンペーンに対して同団体が助成したことから実現した。主催は全日本社会貢献団体機構、埼玉新聞社、全国地方新聞社連合会。

 当日は第1部でヒット曲「千の風になって」の作詞・作曲でお馴染みの新井満氏と元NHKアナウンサーで現在は「ことばの杜」代表の山根基世さんの対談があり、第2部のシンポジウム「子どもたちの安心・安全な社会づくり」では、パネリストとして大阪府遊技業協同組合青年部会の南聖祐青年部会長、埼玉新聞社「埼玉から、いじめ・虐待をなくすために」キャンペーン担当の竹内健二氏、埼玉大学教育学部付属教育実践総合センターの中村正宏教授が参加、コーディネーターを山根さんが担当した。

 第1部の対談では、新井氏が「どうしていじめるのか原因を遡っていくと、命についての哲学が稀薄だからだろう」と指摘。その上で、先祖を10代前まで遡ると1000人の両親が存在すると述べ、「その内のひとりでも欠けていたらあなた自身はいない」と命の大切さを訴えた。

 第2部では大遊協の南青年部会長が毎年開催している「未来っ子カーニバル」、埼玉新聞の竹内氏が「埼玉から、いじめ・虐待をなくすために」キャンペーンの概要を説明し、その上で中村教授が「子どもたち変化は多様な人や地域、家族などとの交流がないことが原因だが、未来っ子には人との関わりがあり、いじめキャンペーンには地域のネットワークがある」と2つの取り組みを大きく評価した。

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