大阪府内のパチンコ経営企業らが入会する有限責任中間法人大阪福祉防犯協会(山崎隆司会長)の会員有志と事務局は9月23日、大和川クリーンアップキャンペーンに参加した。
このキャンペーンは、同協会が今春、基金贈呈を行った大和川再生協議会が主催となり、大阪市と堺市の境界を流れる一級河川の大和川に、きれいな水と魚を呼び戻すために毎年行われているもの。大和川は、今年の全国一級河川の水質ランキングでもワースト1となるなど、水質の汚染が目立っているという。
7回目となった今回は、集まった会員・事務局の20名が地域の参加者3800名とともに、川岸・川床の清掃に汗を流した。
事務局では「中には胸まである長靴に履き替え、川底のゴミをさらう会員もあって、少人数ながら大きな手伝いができた」とコメント。また、高智大輔遊技部会長は「小さな力だが、地域の皆さんと一緒にいい汗がかけた。これからもできる範囲で、できる人が、こうした取り組みに積極的に参加できるよう、提案していきたい」と話している。