パチンコ・パチスロ機向けコンテンツ事業などを展開するコモンウェルス・エンターテインメント(ジャスダック)は11月9日、平成20年3月期中間決算(非連結)を発表。売上高は前年同期比641%増の43億100万円、営業利益は1億8800万円、経常利益は1億9300万円となった(営業利益、経常利益の増減率は前年中間期が損失を計上したため記載なし)。
主力のコンテンツ事業では、パチンコ機の映像ソフトの共同開発や販売時における広告宣伝活動の受託など、独自の営業活動を積極的に展開し、売上高と利益の拡大を図った。アミューズメント部門では、パチンコ・パチスロ機のアミューズメント施設用メダルゲーム転用機の独占販売権を大手複数の遊技機メーカーから獲得するなど業容の拡大につとめた。
コンサルティング事業では、ドン・キホーテグループのリアリットとの提携によるパーラーの景品コーナーにおける景品の供給・展示・交換等の受託事業「アミューズメントショッピングエリア」を推進したが、パーラーの倒産件数の増大や新店の減少などの影響を受け、受託件数は当初計画を下回った。