島根県警風適法違反事件捜査本部は11月13日、不正に改造したパチスロ機で島根県公安委員会の承認を受けた風適法違反(遊技機変更承認不正取得)容疑で、同県隠岐の島町のパーラー経営者(60)、奈良市の会社役員(38)、米子市の会社役員(50)の3容疑者を逮捕した。
県警の調べによると、3容疑者は共謀して8月28日、不正に改造してボーナス確率を高くした計6台のパチスロ機で、島根県公安委員会に変更承認を申請し、承認を受けた疑い。3容疑者は「知らない」などと否認しているという。
不正改造した疑いが持たれているパチスロ機は、同容疑者が経営する隠岐の島町の《パーラーマンモス》に設置されており、県警が10月10日に行った立ち入り検査で不正改造されたパチスロ機だと分かった。
県警は客の射幸心をあおる目的で奈良市の会社役員が不正改造し、米子市の会社役員が販売していたとみて調べを進めている。