アルゼから新コンセプト「スロパチンコ」登場

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 アルゼは6月13日、東京・有明の本社にてパチンコ新機種『CRサンダーV』シリーズ(製造元:メーシー販売、総発売元:セタ)の記者発表会を開催。同機は往年の人気パチスロ機『サンダーV』をモチーフとし、新コンセプトとなる「スロパチンコ」第1弾機種である。納品は7月下旬を予定している。

 「スロパチンコ」とは左手でハンドルを回し、右手で目押しを行う、パチンコとパチスロのゲーム性を融合させた新ジャンルの総称。規制の厳しいパチスロではなく、比較的自由度の高いパチンコの規則を最大限に利用して新しいゲーム性を模索したのが「スロパチンコ」だ。同ジャンルでは、新規性によって若者を中心としたパチンコ・パチスロに興味のない層を掘り起こし、さらに5号機からドロップアウトした層をパーラーに引き留める狙いがある。

 『CRサンダーV』のゲーム性は、まず筐体左側のハンドルで玉を飛ばし、盤面左のスタートチャッカーを狙う。スタートチャッカーに玉が入賞すると液晶リール(パチスロ『サンダーV』のリール制御とリーチ目を再現)が回転するが、通常時は規定秒数経過で自動停止する。しかし、約1/10で発生する「サンダーチャンス」(最大4Gまで継続)時は右手でストップボタンを押してリールを停止させることができ、この時にリーチ目が停止すれば大当たりのチャンス、次回転でボーナス図柄が揃えば大当たりがスタートする。また、大当たり後、小当たりや2R確変の当選時には「チャンスゾーン」(確変非報知ゾーン、演出は平均15〜20回転まで継続)に突入し、目押しでリーチ目が停止すると内部的に確変の可能性が高くなる。

 スペックは、大当たり確率1/239.5(高確率時1/23.95)、小当たり確率1/159.7、確変突入率70%、15R確変の一部に電チューサポート30回の『SP』、確率1/149.75(高確率時1/22.185)、小当たり確率1/149.75、確変突入率50%、電チューサポートなしの『150』、の2タイプが発表された。

-新台

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