新規出店数トップはマルハン、矢野経報告

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 (株)矢野経済研究所(東京都中野区・水越孝社長)は5月25日、「2007年全国主要パチンコホールグランドオープン商圏分析レポート(上期版)」に関する速報リリースを業界マスコミ等に配信した。

 この調査は06年9月から07年3月までにパチンコパーラーが新規オープンした全国の45エリアを抽出。その商圏を現地調査することで最近の新規出店にみるトレンドを探ることを目的としている。調査期間は今年4〜5月。調査対象は06年9月から07年3月までに新規オープンしたパチンコパーラー50店舗およびその周辺競合店約500店舗。

 それによると、この7ヶ月間の新規出店の総数は166店舗。前回調査(06年1月〜同年8月)の150店舗より16店舗上回っている。45エリアはこの166店舗から抽出した45店舗のある商圏で、新店45店舗の平均設置台数545.3台(パチンコ364.9台、パチスロ180.4%)に対し、平均稼働率(設置台数に対する客数比率の平均)は約52%。「既存店に比較して高稼働を維持している」(リリース)と報告。ただし新規店舗間の稼働率に著しい開きが確認された点に触れながら、「トップの店舗は89.0%、最下位の店舗は18.3%と差が開いており、新規オープンから3ヶ月稼働を維持できない店舗が散見された」と指摘している。またパチスロの設置比率は前回調査の約40%に比べが約7ポイント低い約33%という結果だ。

 一方、今回からの試みとして同調査では、「商圏人口」「台数規模」「台当たり人口」「立地環境」「ホールオペレーション」の5項目に関する評価軸を設定したが、新店45店舗の平均値では、「商圏人口評価」「台数規模評価」「オペレーション評価」の順に評価が高かったことが判明。最下位は「台当たり人口」で、「人口が比較的少ない郊外に出店が進んでいる」(同)と述べている。

 エリア別に新規出店が目立っていたのは関東地方33件、近畿地方32件、九州・沖縄地方の18件。企業別では11店舗のマルハンがトップで、ダイナム9店舗、一六商事4店舗という順。前回調査で14店舗を出店し2位だったガイアは今回3店舗の出店にとどまっていたことも報告している。

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