日遊協は7月25日、本部会議室にて理事会後の記者会見を開き、20周年記念式典や「日遊協共生の森」の概要などを説明した。
記者会見には、深谷友尋会長、三上和幸専務理事、小田信生常務理事が出席し、三上専務理事が日遊協の創立20周年記念式典の開催案について説明した。記念式典は来年2月10日にグランドアーク半蔵門での開催を予定し、正会員や賛助会員、警察行政関係者など約400名が出席。10周年からの10年を映像で振り返るとともに、環境問題に詳しい地球・人間環境フォーラムの岡崎洋会長の記念講演などを予定している。
また、三上専務理事は20周年記念事業の一環である「日遊協共生の森」の目的について「未来を担う子どもたちに、森づくりの体験を通じて、地球への愛護心、他者への思いやりの心を育んでもらう」と説明し、埼玉県比企郡嵐山町大字花見台の植裁地に5年間で1000本の植樹し、10年計画で森づくりを行うとした。
第1回の植樹は今年11月9日を予定し、当日は約260名(うち、約100名が子ども)の参加のもとセレモニーや記念植樹のほか、作家であるC・W・ニコル氏の講演などを予定している。また、植樹に先がけて10月25日には埼玉県知事、嵐山町長、深谷会長が出席する「森づくり協定」の締結式も行う。