アビリットは8月19日、平成20年12月中間期および通期業績予想の修正を発表した。
中間期(連結)に関しては、5月15日発表の売上高39億3700万円を42億6700万円に、営業利益を14億8400万円の赤字から11億2500万円の赤字に、経常利益を15億3200万円の赤字から12億9700万円の赤字にそれぞれ修正した。中間期売上高については、プリペイドカード関連事業の6月度売上が当初予算を上回って推移したため。
通期(連結)に関しては、3月13日に発表していた売上高275億8900万円を101億6500万円に下方修正した。また黒字を予想していた営業利益22億5200万円を15億2700万円の赤字に、同じく黒字予想の経常利益23億1900万円を16億8400万円の赤字に修正した。
通期修正の理由では、下期における遊技機の型式取得が遅延していることに加え、大型オリジナル版権のパチスロ機種の納品を年末年始に行うことにしたことなどを挙げている。
なお通期(連結)純利益に関しては、100%子会社のクリエイションカード(株)の全株式をグローリー(株)に譲渡し特別利益が発生するため、当初予想の22億9100万円を23億3800万円に上方修正した。