モチーフの「行け!稲中卓球部」は、1993〜96年に週刊ヤングマガジン誌上で連載され、コミック全13巻の累計発行部数が約2500万部を誇るギャグ漫画の金字塔的な存在。30代の「今まで最も笑ったランキング」(08年オリコンリサーチ調べ)で1位に輝くなど、20〜30代を中心に10年以上経った今なお絶大な人気を得ている。同機でも「前野」、「井沢」、「田中」といった稲中卓球部の個性の濃い面々が繰り広げる“名ギャグ”の数々を忠実に再現している。
ゲーム性のポイントは2R確変と2R非確変による「稲中モード移行システム」の搭載。モードは画面の背景が昼の「通常モード」、夕方の「大モード」、夜の「超モード」の3つがあり、通常状態である通常モード中の2R確変もしくは2R非確変時に特定演出が発生し、通常モードから他モードに移行。超モードが確変状態の可能性が最も高く、大モードでも期待がもてる。またモード移行時に2R目のアタッカーがフルオープンとなり、1R分の出玉獲得と確変が確定する「2Rパカパキーン演出」もあり、パチンコでは一般的になっているモード移行方式に新たな要素を加えた。
スペックはミドルタイプの『MH』(確率1/298.1)と『GH』(1/276.1)、甘デジタイプの『PH』(1/99.95)の3タイプがあり、いずれもモード移行方式をはじめ同一のゲーム性を採用している。