藤、『ヤマト』8万台販売も利益面は減少

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 遊技機メーカーの藤商事(ジャスダック)は2月8日、平成20年3月期第3四半期(平成19年4月1日〜平成19年12月31日)の業績(非連結)を発表。売上高は前年同期比5.1%増の326億3300万円と微増したものの、営業利益は同45.5%減の32億3800万円、経常利益は同45%減の33億2200万円、純利益は同45%減の19億9400万円と利益面では大幅な減少を計上した。

 パチンコ機は上半期に投入した4機種に加え、昨年12月に新枠による『CR宇宙戦艦ヤマト』を市場投入。同機は市場から高い評価を得て、8万台を超える受注台数を確保した。この結果、パチンコ機事業の同期中の累計業績は、販売台数12万1000台(前年同期比13.2%減)、売上高322億3100万円(同6.5%増)となった。

 新枠の投入によって遊技機本体の販売比率が上昇したことにより売上高は前年同期を上回ったが、損益面では上半期の販売不振などによる大幅な損失を受け、前年同期を下回った。

 通期(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)では、売上高409億円(前年同期比3.8%増)、営業利益34億4000万円(同51.4%減)、経常利益35億7000万円(同50.1%減)と厳しい見通しをたてている。

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