冬ソナ2、プレスカンファレンスを開催

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 京楽産業.(株)は2月25日、東京・港区にある『シェラトン都ホテル東京』においてパチンコ新機種『CRぱちんこ冬のソナタ2』のプレスカンファレンスを開催した。ただし確率などのスペックは未発表。試打用実機が展示される特別先行展示会は3月4日、東京・港区の『ホテル グランパシフィック メリディアン』で開かれる予定。

 プレス発表会では、京楽産業.の榎本善紀社長が今回の冬ソナ2の製作経緯やコンセプトについて説明。当初予定していた昨年暮れの発売を大幅に遅らせたことを明らかにした上で、「刻々と変化するファンの嗜好や現在のトレンドを考慮し、そのバランスを調整するためだった」と述べ、企画を根本から練り直していたことを報告した。

 前作の初代冬ソナは2006年の発売から2年たったいまでも根強い人気に支えられる最近では異例の超ロング機種。とくに発売当初は多くの冬ソナファンをパーラーに引きつけるなど新規ファンの獲得に大きな可能性を開いたが、榎本社長は「そこから実際に打って頂く、あるいはリピーターになって頂いた方は、その半分にも満たなかった」と厳しく自己評価。この稀に見る有力コンテンツの世界観をさらに追求し、獲得した新規ファンの定着を目指す考えを強調した。当日配布されたプレス用の資料によると、今回の冬ソナ2に搭載された画像ROMは初代冬ソナの4倍、ぱちんこ必殺仕事人IIIの2倍に相当することが明記されている。

 また榎本社長は、パチスロが5号機に入れ替わった影響から、パチンコ中心の新たなビジネスモデル構築の必要性を強調。その実現には「最低でも半年から1年にわたり入替をせずに長期稼働に貢献できるパチンコが全体の4〜5割が必要になる」と述べるとともに、こうした定番機種として今回の冬ソナ2が評価されることに自信と期待を示した。

 一方、当日はドラマでチュリン役を演じた女優のパク・ソルミさんがサプライズゲストとして登場。「はじめましてパク・ソルミと申します」との日本語の挨拶からトークショーが始められ、撮影時のエピソードなどが披露されたが、最後には再び日本語で「ぱちんこ冬のソナタをどうぞよろしくお願いします」と締めくくっていた。

-新台

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